フリーゲームのおはなし
ゲーム「バルヨナボンバーズ」が完成するというとても悲しい夢を見たのでフリーゲームのお話をしたいと思います。前夜祭のリンクすら切れてるのは悲しい。
フリゲにハマったのは12年前くらい、おおよそエンターブレインの「インターネットコンテストパーク」が雑誌「テックウィン」に移ったあたりだったような気がします。
「今の風を感じて」からなる(もっと言うと「IndeTerminate」から成ってる)アルファナッツ作品群が猛威を振るってたりした時代だった気がする。ついでに言うと「Morning,Star」だったりとか「シルフェイド見聞録」あたりの時代じゃなかったっけ。シル見完結してないけど。
それから少ししたかしないくらいのタイミングで「B.B.ライダー」「さいはてHOSPITAL」などが出てきた気がする。
さいはてはもうちょっと前だったかもしれない。「Lady Pearl」と「ジャストディアボロス」の間くらいの時代だったかな。
何が話したいって、ここで挙げてるゲームが全部「RPGツクール」製であることが案外スゴいと思うんですよね。バルヨナは違うけど。
RPGツクールって最新版でやっとランタイムパッケージの概念が撤廃されたようなツールなので、12年前に流行ってた「RPGツクール2000」なんかはもちろんランタイムパッケージがあったんですね。だいたい20MBくらい。
12年前のPCスペックっていうと容量がやっと2ケタGBの領域に入ったような時代だった気がする。
WindowsMeが出たような時代。
ネット回線もADSLがちょっと出てきて、光回線?なにそれみたいな時代。
そんな時代に最低20MBのランタイムをDLしてPCにインストールして、凝ってる長編だと20MBくらいは普通にあるゲームデータをDLして、やっと遊べる。
それでも遊ぶ人がいたんですよね。
最近のスマホゲーって、特段「どこにインストールするか」だとか考える必要が無い。
アプリストアからダウンロード押してそのまま遊べる。
「どこにインストールしよう?」「CドライブはキツキツだからDドライブに」「どんなゲームだろう」「はやくインストール終わらないかな」
こういうドキドキって昔はあったけど、最近なんだか少ない気がする。
最近のゲームを決して否定しているわけではないけれど、少なくとも私はそういう「ドキドキ」を忘れないで生きていきたいなあ、みたいに思いました。
そんなわけで「戦艦少女R」のためにAndroidのSDKインストールしてPass通してコマンド書いてdatファイル作ってってやったのクッソドキドキしたので戦艦少女Rはとってもいいゲームですね!!!!!!
メールにapk添付して送れば一発とかそういう話はナシの方向でお願いします。
あと扶桑さん早く来てください。
終